白シャツとトマトソース
こんにちは。現在、ビルバオは大雨です。
マドリッドやバルセロナなど、スペインの中部南部は降雨量がかなり少ないそうですが、ビルバオなど北部の地方では雨がそこそこ降ります。
私の大学の教授は、北部スペインを湿潤スペインと呼んでいました。
今、結構降っていて、ザーザー!!バラバラ!!シトシト!!ゴロゴロ!!!!と、雷も競演していてかなりのシンフォニーなんですが、写真には写らないので割愛します。
「イギリス人は傘をささない」とよく言いますが、ビルバオの人たちも、少しの雨くらいでは傘をささないようです。さすがに今はさしていると思いますが、私はいま自室で寝転がっているので、実際どうかは知りません。
さて、今日はそんなビルバオの洗濯事情について書きたいと思います。
一軒家というものがほとんどなく、アパートの一つの階を借りるのが一般的なため、洗濯物を干すスペースはかなり限られてきます。
私の住んでいるアパートには、洗濯物を干す台?があり、これを利用して部屋干ししています。ベランダはありません。
また、窓から張り出した、洗濯物を干す竿?のようなものもあり、ここでも干せます。日射はありませんが。ここ、かなり高くてですね、
わかりにくいんですけど、干すと落ちるんじゃないかって怖いんですよ。
そもそもこの謎の空間はどうなっているかというと、こうなっています。筒状になっているんですね(たぶん)。
いまだにこのアパートの構造がわかりません。
しかも、よく見てもらうと分かるんですが、洗濯物を干す竿のところに青い傘のようなものがついている所がありますよね。これ、明らかに雨をブロックするためのものなんですが、なぜか私の階にはありません。
雨が降ったらビチャビチャになっちゃうじゃないですか!!!!!大家さん!!!!!なんとかして!!!!
このスペースのことを大家さんは「Patio」と呼んでいます。
スペインのパティオと言うと、植物がたくさんあって、壁に植木鉢がかかっていて花が咲いているイメージを浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
参考画像:Wikipedia ESより
まさに私のイメージもこれでした。
参考画像:Wikipedia ES
それか、こう。
それが、えっ????この洗濯物干すスペースがパティオ????
植物どころか、洗濯ばさみとタオルの死骸みたいなのが落ちてるこれが、パティオ??????(向かいの家の人すみません)
理想と現実を見たような思いです。
でも、「patio」は「中庭」という意味なのでまあ間違ってはいないのかもしれません。「中」の部分しか当てはまっていないような気がしますが…。
とりあえず洗濯物が干せないので早く雨があがることを祈ります。